あさ、どうしても起きられなかったり、
なにかしようと思っても、うごけなかったり。
そんな「がんばれない日」が、ときどき、やってくるよね。
こころもからだも、ふっと止まってしまって、
なんにもできないじぶんを、つい責めたくなっちゃう。
でもね、だいじょうぶ。
「がんばれない日」があることって、ほんとうは、とても自然なことなの。
🌧 がんばれないじぶんを、責めなくていい
わたしたちのこころも、からだも、
つねに全力でうごきつづけられるわけじゃない。
パソコンだって、ずっと起動しっぱなしじゃ熱くなってしまう。
それと同じで、人だって休む時間が必要なんだよ。
だから、とつぜん手が止まったり、ためいきが出たり、
なんにもしたくなくなる日があるのは、あたりまえのこと。
もしかしたら、まわりは元気そうに見えて、
「自分だけ動けてない」って感じるかもしれない。
でも、見えないところで、誰もが立ち止まる日を持っている。
そんな自分を責めるより、
「ちゃんと守れてるね」って、じぶんに声をかけてあげてほしい。
それは怠けているんじゃなくて、
“これ以上がんばらなくてもいい”って、心と体が合図を送ってくれているだけだから。
🌱 ちいさなことを、ひとつだけ
「なにか、やらなきゃ」って思う日ほど、
なにもできなくなったりするもの。
そんなときは、目標をひとつにしぼってみよう。
たとえば…
- 白湯をのむ
- すきな音楽をそっと流す
- カーテンをゆっくり開ける
- きもちのいい靴下をはく
- ベランダや窓辺で風を感じる
どれか、ひとつでいい。
それができたら、もう今日は100点満点。
「これだけでいい」と決めると、少し肩の力が抜けて、
自分を認めてあげやすくなるよ。
🌙 ねむって、あしたをむかえる
「今日はもう、おしまい」って、
夕方でも夜でも、おふとんにもぐりこんでみよう。
眠ることは、いちばんやさしい回復の方法。
眠れなくても、横になって目を閉じるだけで、
心も体も「休んでいいんだ」と思い出してくれる。
あしたもまたつらかったら、
そのときも、またやさしく過ごせばいい。
それでいいんだよ。
がんばれない日があっても、
ちゃんと息をして、ここにいる。
それだけで、ほんとうにすごいことなんだ。
💡 Quiet Mirrorからの提案
- 「今日は休む日」と宣言して、何もしない時間をつくる
- やらなきゃいけないことを紙に書き出して、今日は見ない
- 体をあたためる(白湯、毛布、お風呂)
- 香りや音など、感覚からやさしさを取り入れる
無理をしない時間は、あなたを守る時間でもあるの。
自分を甘やかすことは、弱さじゃなくて、やさしさなんだよ。
🌙 Quiet Mirrorから、そっと…
今日がどんな一日でも、あなたはそのままで大切な存在だよ✨
がんばれない時間も、静かにやさしく包まれますように🍃
✨追記(みなさんへ💙):ちいさな知識と実践ヒント
🍂 休むことは自然なリズム
医学的にも、人の体や心はずっと同じ調子を保つことはできないんだ。
交感神経(がんばるモード)と副交感神経(休むモード)がバランスをとっていて、がんばれない日があるのは「体のリズムが正常に働いている証拠」でもあるよ。
🍂 小さな達成感で心を守る
心理学では「達成感は行動の大きさに比例しない」と言われているんだ。
白湯を飲む、窓を開ける、靴下をはく──ほんの小さなことでも脳は「できた」と感じて安心できる。
だから、何もしない日でも「ひとつだけ」を決めることが回復の第一歩になるよ。
🍂 睡眠と休養のちから
「寝る」ことは最もやさしい回復方法。眠れないときも、横になるだけで副交感神経が働いて心身は休まるんだ。
研究では「横になって目を閉じるだけでも脳が休む」という結果があるから、眠れない夜も自分を責めなくて大丈夫。
🍂 取り入れてみたい工夫
・休む日を「リセットデー」と呼んで肯定的にとらえる
・小さなやることを一つだけ決める(例:白湯を飲む)
・眠れなくても横になり、呼吸をゆっくりする
・音楽や香りなど、感覚からリラックスを取り入れる

